耐震診断・耐震補強
耐震診断
・耐震診断とは、既存の建物の構造的な強度を調べ、想定される大規模な地震に対する安全性や受ける被害の程度を判断する行為で、地震による倒壊を未然に防ぐため、その恐れの有無を把握する目的で行われます
・耐震改修とは耐震診断により得られた結果を基に地震による倒壊を防ぐ目的で行われる改修工事です。
・耐震改修促進法により、1981年(昭和56年)5月以前に建てられた建物で、特に多数の者が利用する一定規模以上の建物を「特定建築物」とし、所有者は建物が新耐震基準と同等以上の耐震性能を確保するよう耐震診断や改修に努めること(努力義務)が求められています。
(「特定建築物別」は別表-1参照)
・大阪北部地震によるコンクリートブロック塀の倒壊事故を受け、平成31年の法改正で避難沿道の一定規模以上のブロック塀についても耐震診断を行うことが求められています。
弊社は学校、ホテル、各種公共建築の耐震診断・耐震改修の実績があり、木造、鉄骨造、コンクリート造等の耐震診断・補強講習受講者や震災時に活動する震災建物応急危険判定士などの有資格者が耐震診断・耐震補強のご相談に応じます。
1.耐震診断業務内容
・耐震診断 各種構造・用途に応じた耐震診断
耐震診断報告書(調査結果・構造計算)の作成
診断結果に基づく補強計画、工事費概算の作成
コンクリートブロック塀の耐震診断
2耐震診断業務の流れ
1.ご相談
・お気軽にご相談ください
TEL029-252-6777、メール info@nemotosekkei.com
2.予備調査
・耐震診断建物を確認させていただきます
(対象建物の図面・確認図書等あればご準備ください。)
3.お見積り
・建物の規模・構造に応じて御見積書を作成いたします。
4.事前調査
・診断内容に基づき建物の事前調査を行います
本調査の調査日、調査方法についてご相談いたします。
5.本調査
・図面との照合調査
・建物構造実測調査
(コンクリート強度、配筋状況、溶接部調査、木造筋交い・金物等)
・建物の内外装等の調査
(ひび割れ、欠損、仕上げ材の破損、居住環境の機能の喪失等)
6.耐震診断
・調査結果を基に構造計算を行い、耐震の合否を判定します。
必要に応じて第三者機関による判定を行います。
7.耐震改修
・耐震診断の結果に基づき耐震改修についてもご相談に応じます。
1.耐震診断現地調査例
・破壊検査:鉄筋調査のためのコンクリートはつり
・破壊試験:目視・実測による中性化調査
・破壊検査:コンクリート強度測定用のコア採取
・鉄骨部材調査:実測による鉄骨造の使用部材の確認
・木造住宅:目視、実測による床下構造の確認